2017年4月13日

良質の油で美肌が作られ、身体が変わる。

皆さんは、毎日の食事で摂取している油を意識していますか??

良質な油を見極めて摂取する事が出来れば、体は細胞レベルから美しく健康的になれるのです。


油は大きく分けると2つに分類されます。

ー飽和脂肪酸ー

肉の脂肪などに含まれる

・肉類の脂肪
・バター、ラード、牛脂などの動物性と言われている脂質

飽和脂肪酸は体に蓄積しやすく、中性脂肪やコレステロールを増加させ、生活習慣病を引き起こしやすいので悪い油といわれています。

常温で固まるのが特徴です。

ー不飽和脂肪酸ー

魚の脂肪などに含まれる

・魚介の脂肪
・植物性の油
(オリーブオイル、ごま油、えごま油など)

不飽和脂肪酸は体に蓄積しにくく、中性脂肪やコレステロールを抑制する働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に良いと言われています。

不飽和脂肪酸はさらに以下に分類されます。

✖︎ トランス脂肪酸

マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどの加工油脂、原材料が食用精製加工油脂の油など。

⚠︎世界数カ国では、トランス脂肪酸の含有量表示が義務づけられている程、様々なリスクが問題になっている為、極力摂取を控えましょう‼︎

○ オメガ9

オレイン酸が多い油
オリーブオイル、キャノーラ油(なたね油)など。

オレイン酸は、悪玉コレステロールだけを下げる働きがある事ががわかっています。

オリーブオイルはエキストラバージンオリーブオイルを選ぶ。

①低温圧搾(COLD PRESSと記載)されている
②遮光瓶や缶に入っている。
③オーガニック認証(有機栽培)を受けているもの。

△ オメガ6

リノール酸が多い油
紅花油、コーン油、ひまわり油、サラダ油、グレープシードオイル、大豆油など。

リノール酸がコレステロールを低下させる作用があり、体に良い。とブームになりましたが、リノール酸を摂りすぎると、悪玉コレステロールだけではなく、善玉コレステロールも減らし、ガンを促進する恐れがあることがわかっていますので、摂りすぎには注意しましょう。

とはいえ、オメガ6も「必須脂肪酸」なので、適量は摂取する必要があります。

◎ オメガ3 

EPA、DHA、アルファリノレン酸が多い油
青魚の魚油、えごま油(しそ油)、亜麻仁油(フラックスオイル)など

「オメガ3」は体内で生成出来ない必須脂肪酸なので、意識的に摂取することが大切です。

鮭や青魚、DHA、EPAの多い魚。
大豆製品、ほうれん草、クルミなど。

・代謝を促し脂肪を燃やす
・善玉コレステロールを増やしつつ悪玉コレステロールを減らす
・お肌の調子を整え炎症などを抑える
・アレルギー反応を軽減させる

など、美容や健康にとても大きな効果が期待出来ます。

オメガ3は非常に酸化しやすいので、高温加熱せず、直射日光に注意して保存し新鮮なうちに摂取しましょう。

油=太る と間違った認識で、油抜きダイエットが流行った時期もありましたが、美しくなる為に油抜きは絶対にNGです。

質のいい油をとれば、細胞の膜が柔軟になり、栄養を取り入れ老廃物を排出する循環がスムーズになり、体中の細胞が美しく、健康的になっていきます。

良い油は多少お値段が張りますが、美容や健康効果が高く、最強の美容液だと私は思います。

美は日々のライフスタイルからの積み重ねで創られていくものだと思います。

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この記事を書いた人

chihiro

chihiro

タレント、グラビア経験を経て、身体の内側から綺麗になる為のトレーニングや日々のケア、努力を惜しまない美容マニア。良いと聞いた物は全て自身で試し、 “女性は歳を重ねる毎に綺麗になれる”をモットーにオーガニックなヘルシーライフを目指す。現在は、病院理事として、美容のプロデュースを行っている。

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