2016年8月20日
・毎日飲むほど好きではないけれど、気がつくと注文している。
・シャンパンを飲むように、食前酒のかわりとしても最適。
・いかにも、おとなの味という気がしてときどき欲しくなる。
ジンジャーエールとは、そんなドリンクではないでしょうか。
しょうが特有のパンチのきいた味わいと、カラメル色素の風味で、カクテルの材料としても幅広く使用されています。
ですが、このジンジャーエール。
おいしいだけではありません。実は老化予防や、美肌効果、新陳代謝促進など、美と健康に関心がある女性の強い味方なのです!
炭酸水を飲んだ直後、身体のなかで意外な反応が起きています。
実は、血液中の二酸化炭素が増えているのです。というと、何だか美容によくないのでは?とおもいますが、そんなことはありません。
一時的に二酸化炭素が増えたことにより、全身の血管をひろげて、よりたくさんの空気をとり入れようという活動が、活発におこなわれます。
すると、いっきに血流がよくなり、エイジングケアに最適。毛細血管が刺激されて、顔色があかるくなったり、頭のてっぺんから、つま先まで酸素が充分にいきわたるので、疲れにくくなったり、お通じがよくなったという嬉しい報告も。
お盆が終わり、暦のうえでは秋になったとはいえ、まだまだ西日本を中心に、きびしい暑さが残っています。
水分補給は、高カロリーのスポーツドリンクではなく、辛口のジンジャーエールはいかがでしょうか?
炭酸水は、太るという先入観がありますが、コーラやサイダー自体が問題なのではなく、そこにふくまれている砂糖が悪さをしているのです。
たとえば、ガスがぬけてすっかりぬるくなったラムネを飲むと、「こんなにも甘かったなんて!!」と驚きますよね。
つまり、炭酸水の気泡や、あの刺激的な味わいがイケナイのではなく、あくまでも成分が問題。
その点、ジンジャーエールは、美容ドリンクと言っても過言ではありません。
ジンジャーエールは、しょうがで味と香りをつけ、カラメル色素を用いて、あの色を出しています。
しょうがは、古代中国では食品ではなく、薬として重宝されていました。
強い発汗作用があり、冷え性や胃の不調に即効性があります。そのことから、免疫力が上がり、初期の風邪ならば、ほんのひと晩あれば治るとも言われています。
現代でも、寒気がする晩にしょうが湯を淹れる人は多いのではないでしょうか。
また、以前にブームになったしょうが紅茶は、断食中の水分補給としてはもちろんのことですが、その強いデトックス効果から、病みつきになった女性も多くいるそうですし・・・。
漢方薬のなかにも、しょうがを原料とする薬はたくさんあり、その薬効は、広く知られています。
ジンジャーエールは、ダイエット目的に開発された飲み物ではありませんが、しょうがパワーと炭酸パワーの相乗効果により、飲む美容液として、おすすめできます。
ただし、従来の砂糖たっぷりの甘口ジンジャーエールではなく、後味すっきりの辛口をチョイスしなければなりません。
口のなかの油分をピシッと切るような、エッジのたった味わいは、粋で洗練されたおとなの女性の強い味方なのですから!