2017年3月14日
そろそろ春も近づいてきて、寒さが緩んでほっとしたのも束の間。春って肌荒れが進みませんか?冬の乾燥も一段落したのに、化粧ノリが悪い。ぼそぼそする。なぜでしょう。
スキンケアはきちんとやってるし、化粧品だって変えてない。こんなときは、季節の変わり目による自律神経の乱れを疑ってください。
今回は、そんな自律神経の乱れによって肌荒れしてしまったときの、注意しなければならない3つのポイントをまとめてみました。
春眠暁を覚えず…と言いますが、春になって「異常に眠い」とか「気分が憂鬱」というのは、だいたいこの自律神経の乱れが原因です。人によっても様々ありますが、日中に眠くなるのは、きちんと深い睡眠がとれていない、ということです。
〇冬から春へ…体の変化を柔軟に
季節が変わることによって、体内でも様々な変化が起きています。そのため、いくら健康な人でも気温の変化によって寝付けない…などの弊害が起こることがあります。上手に季節の切り替えができなかった、ということです。
切り替えがうまくいかなかったからと言って、慌てる必要も、諦める必要もありません。もし深い睡眠がとれていない、と実感したのなら、無理を避けることです。
遊びたい気分で、元気があると思っていても、体の調子が良くなければ空回りしますから、休息する時間をあえて多めに作ってあげるようにしましょう。
肌荒れが起こるのは、“休息が足りない”ことや、“水分が足りない”、そして“まだ冬から春へのスイッチが切り替わっていない”ことが原因。春だ!と思って無理に外出するよりも、まずは規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
春が近くなると、気温の変化が著しくなります。朝晩の温度差もありますし、想像以上に暑かったりすると、体内の水分の調節がうまくいかないことがあります。
水分が足りなくなると便秘が起こります。便秘が起こると肌荒れに繋がります。この悪循環が、女性から本来の魅力を奪ってしまいます。
〇水分は飲み物ではなく食べ物から摂取する
喉が渇いたら水を飲みますが、便秘を解消することが目的なら、飲み物よりも水分の多い食べ物を摂取した方が効率よく体内に吸収されます。
また、冷たい飲み物は体を冷やすので、この時期はまだ暖かい飲み物を冷ましながら、少しずつ飲むほうがいいようです。
500mlのペットボトルでがぶ飲みして、「飲んだぞ!」と思っても、体に吸収される前に排出してしまっては意味がありません。また、内臓を冷やすことによって動きを鈍くしてしまいます。暖かい季節ではありますが、まだ“体を温めること”を忘れてはいけません。
春は自分で思っている以上に、体がストレスを感じています。そわそわしたり、イライラしたり、偏頭痛が起こる人もいます。
突然、南国の暖かい場所から、どこでもドアで北の極寒の地に移動したら、体調が悪くなりそうなものですが、春は寒さと暖かさの“大きな変化の渦の中にいる”ようなものです。
肌荒れになって現れているのは、肌に原因があるわけでも、化粧品に問題があるわけでもなく、体の活動が、肌にまで気を使っていられない状態である、ということかもしれません。
そのため一番大事なのは、「実感はないけど、今ストレスにさらされている」と自覚することです。いつもより早寝早起きを心がけたり、食事に気を使ったり、休息する時間を多く作るようにしましょう。
そしてなにより、ただでさえストレスを感じているのですから、精神的なストレスを軽減できるように、苦手な人との接触を避けたり、無理なスケジュールを詰め込まないことです。
意識しないとリラックスは得られません。体調と相談しながら、置かれている環境の中で、なるべくストレスを受けない行動を心がけましょう。