2018年9月12日
仲良しなふたりでも、意見の食い違いはあるものです。
でも、付き合っているふたりなら、それが別れの危機になることも。
まだ微妙な関係のふたりなら、「付き合って大丈夫?」という不安にもなってしまいますね。
そんなときに思い出してほしいのが、「価値観がまったく一緒な人はいない」ということです。
価値観は、違うからダメというものではありません。
価値観の違う人を認め合うことが、相手を受け入れ、思いやるということ。
そのためのステップをご紹介します♡
最初のステップは、自分の価値観をそのまま押し付けるのをやめることです。
あなたにとっての「当たり前」は、彼にとっては違うかもしれません。
それを、「どうしてわかってくれないの!?」というだけでは、彼もしようがありません。
彼には、彼なりの価値観、考え方があります。
たとえば、あなたが毎日1度は電話で声を聴きたいとします。
そのとき、特に差し迫って話す必要のあることがなくても、1時間くらい話していたいなと思っているとします。
でも彼は、最初はそれに付き合ってくれますが、だんだん電話を嫌がるようになったり、突然「電話の頻度減らさない?」と言ったりします。
きっとあなたは、「どうして急に?」「私のことが嫌いになったのかな?」と不安になりますよね。
こうしたとき、どうすればこじれずにわかりあうことができるでしょうか。
価値観がずれているなと感じたら、まず、あなたが彼に求めていることがなんなのかを自分の中で確認しましょう。
そして、彼が今までそれをどれくらい満たしてくれていたかを考えましょう。
きっと彼も、これまで努力してあなたに合わせてくれていた部分があると思います。
それが限界に近付いたために、たとえば「電話の頻度減らさない?」などの提案をしてきたのです。
ここであなたがした方がいいのは、彼が今までしてくれた努力への感謝です。
そうして、あなた自身の求めていることと、彼からの提案を受け止めて、次のステップへ進みましょう。
彼からの提案は、「価値観がずれているよ」という合図です。
でも、そこでガッカリすることはありません。
仲良くなるためのステージアップのヒントをくれたと思えばいいのです。
そこで大切なのは、彼と話をすること。
言い合いにならないように、彼の努力を認めて、感謝しながら話を進めましょう。
たとえば、
「これまで電話に付き合ってくれてて、うれしかった。でも無理させてたんだね」
「私は声を聴けるとすごくうれしくて、できれば毎日でも聞きたいって思っちゃってたんだ」
「これまではつい、電話を始めると1時間とか話しちゃってたけど、お仕事終わって疲れてるのに、〇〇君頑張ってくれててありがとう」
「これから、どうしたらうまくやっていけるかな?」
こんな風に彼に話してみてはいかがでしょうか。
彼も、自分が頑張っていたことをあなたが認めれば、譲歩できる部分を見つめ直してくれると思います。
話し合いの中で大切なのは、これまで知らなかった彼の価値観に触れることです。
彼もあなたのことを大事に思ってはいても、これまで過ごしてきた環境が違うふたりが寄り添う中で、ぶつかる部分も出てくるのは自然なことです。
むしろ、そういったことを繰り返すことで、お互いにわかりあうことができます。
相手に無理をさせないこと。そのためにあなたも無理をするようなら本末転倒なので、やはり話し合いは大切です。
お互いのできる範囲内で、一番いいポジションにいようとすることが、思いやりを持ちあえるいいカップルになる秘訣ではないでしょうか。
いかがでしたか?
価値観の違いに気づくのは、仲良くなるためのチャンスです。
ケンカのもとを、仲良しレベルをアップさせるために使ってしまいましょう♡