2017年12月5日
通勤や通学、デートのとき薄着ではありませんか?短いスカートなどをはいて足元を冷やしていませんか?
“冷えは万病の元”
この言葉の通り、身体を冷やすと様々な病気や不調の原因に。そして下腹部の冷えは婦人科系疾患に繋がることも!
今回は、ぜひ知っておいてほしい「冷え」についてお話しします。
身体が冷えるとどのような影響を与えるのか。
血行不良により手足が冷えると、しもやけの原因に。手足の指が赤く腫れ、痒みと痛みを伴います。
そうなると仕事や勉強に集中することができません。
私は学生の頃、しもやけが悪化したことがあり、痒みがひどく授業も集中できない大変な時期がありました(笑)
他に、免疫力が低下し風邪をひきやすくなることも。そして生理不順や不妊症などにもつながるため、冷え対策は必ず行いましょう。
冷えは体内への影響だけでなく、肌にも影響します。
血行が悪くなると、肌へ送り届けるはずである酸素と栄養が行き渡らなくなり、肌からの老廃物も排出することができず、肌の新陳代謝が低下します。つまりターンオーバーが乱れます。
ターンオーバーとは、表皮(目に見える皮膚の外側)の生まれ変わりで、約28日間が理想と言われています。
この肌の生まれ変わりが正常に行われないと、肌荒れを起こしてしまいます。ターンオーバーが遅くなると、角層が厚くなり肌がくすんで見え、老けた印象を与えてしまいます。
この他に、血行不良により目の下にクマができてしまいます。これは目の下の皮膚が薄いので、血液が滞ると青黒く見えるためです。クマができると疲れて見えてしまいます。
このように身体が冷えると様々な不調を引き起こします。では、身体が冷える原因は何なのか説明していきます。
身体が冷える原因は、食生活の乱れや寝不足、喫煙、薄着、冷たい飲み物や食べ物など。
そして筋肉量が少ないと冷え性の原因にもなります。筋肉は身体を引き締めるだけでなく、体温を作り出す働きもあります。そのため男性より女性の方が冷え性が多いことも事実。
他にストレスが原因になることも。これはストレスにより交感神経が優位になるためです。交感神経が優位になると、血管が収縮され、血行が悪くなり手足が冷えやすくなるのだとか。ではそんな“冷え”から守る対策をご紹介します。
◎入浴
みなさん、お風呂に入るときシャワーで済ませていませんか?せめて10分だけでも湯船に浸かって身体を温めてください。じんわり汗をかくぐらいが理想。
◎足元を温める
スカートを履くことが多い女性は足元が冷えがち。血行不良だと特に冷えやすい。足元を温めるために、足湯や湯たんぽ、デスクワークをされてる方なら足元に置く小型のヒーターや、発熱素材のひざ掛けなどを使ってみてください。
◎筋肉量を増やす
筋肉は、熱を発生させる役割があります。特に、浮腫みやすいふくらはぎは、筋トレなどで鍛えることにより血液の循環が良くなるのだとか。スクワットを中心とした筋トレを日課にしてみるのはどうでしょうか。
◎ストレスをためない
ストレスを避けるのは簡単なことではありません。仕事場での人間関係や環境など、どうしてもストレスを感じてしまうものです。ストレスを避けるというよりも、ストレスをためない為にリフレッシュして解消すること。カフェ巡り、映画鑑賞、読書、旅行など、自分のリフレッシュ法を見つけてみてください。
冬は冷えによる身体の不調が起きやすい季節です。
身体を温めて、冷えに悩まされない冬を過ごしましょう!