2019年1月19日
みなさんはダイエットをするとき、ちゃんと時期を選んでダイエットを始めていますか?女子のカラダは、痩せやすい時期と痩せにくい時期があるのです。
そう、せっかくダイエットをスタートしても、痩せにくい時期から開始してはもったいない!!そこで今回は、女子のカラダの仕組みと、賢いダイエットの始め方をご紹介いたします。
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女性のカラダは、女性ホルモンが深く関わってきます。そのため、生理周期によってダイエットに最適な時期と、ダイエットには向いていない時期があります。
生理周期とは、月経期 卵胞期 排卵期 黄体期 と、月経から次の月経までのサイクル。
★ブルーな月経期
いらなくなった子宮内膜が剥がれ落ち、血液として出されます。これを生理といいますね。ホルモン分泌が最も減少し個人差はありますが、腹痛やだるさ、イライラや肌荒れ等が起きやすい時期。
★調子も好調卵胞期
エストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌される時期です。月経から約2週間前後がこの時期。この時期は、「美人ホルモン」と言われるエストロゲンが分泌されるので、ココロもカラダも穏やかで、お肌の調子もいい時期です。女性の美しさが引き立つ時期です。
★ちょっぴりダルイ排卵期
卵胞の壁が破れて卵子が排出される排卵期。女性ホルモンの影響により、腹部に痛みを感じたりダルくなる人も。排卵期は女性ホルモンの分泌に変化が起こるため(エストロゲンからプロゲステロンへ)カラダに負担がかり、個人差はありますが体調を崩しやすい時期でもあります。
★イライラ憂鬱な黄体期
プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌される時期。
排卵後から次の生理にかけてがこの時期です。イライラしたり憂鬱な気分になりがちな時期。またついつい過食してしまったり、眠気や不眠も起こりやすい人も。
生理周期には個人差がありますが、1サイクルが25~38日間隔の人が多いそう。
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ダイエットに最適な時期とは、ズバリ 卵胞期 です!
この時期のダイエットは、生理も終わり、ココロもカラダも安定した時期なので、ダイエットに適した期間です。トレーニングで代謝御アップ・脂肪燃焼等にも期待できますし、筋肉を増やしたいなら、この時期が最適。また、ファスティングをするならこの時期を計画することをオススメします!
卵胞期は、トレーニングを積極的に行うとGOOD!「トレーニング続かない…」「運動が苦手」という人は、毎日簡単にできるスクワットから始めてみては?
スクワットは、脂肪燃焼や筋肉量をアップして基礎代謝をあげます。続けることで痩せやすいカラダをつくります!
― 正しいスクワット ―
① 両足を肩幅より少し広めに開きます。手は胸の前でクロスして腕をつかむとバランスがとりやすいでしょう。
② 鼻で息を吸いながら椅子に座るイメージでゆっくりと腰を落とします。この時ヒザがつま先より前に出ないように気をつけましょう。
息を吐きながら、元の姿勢にゆっくりカラダを戻していきます。姿勢が崩れないように注意しましょう。
③ これで1セット。正しい姿勢で行えば、始めは10回でも筋肉を使っていると実感するでしょう。毎日空いた時間に気軽にできるので1日5セットからスタートして、徐々に回数を増やしていきましょう。
また、低カロリー高タンパク食で美しい筋肉を手に入れたいですね。
鶏のささみ・赤身のお肉・青魚・卵・納豆等は、気軽に摂取できますよ。
ダイエットにあまり向いていない時期はズバリ 黄体期 月経期 です!
この時期の無理なダイエットは、ホルモンバランスが乱れ、生理不順や未来の妊娠にも悪影響を及ぼしてしまう場合も…。
また、この時期にはカラダが水分&栄養を確保するために、食欲が増したりもします。
ですから、この時期に突入したら、少し休憩。激しいダイエットは避け、体重が増加しない程度にし、ココロとカラダの安定を保ちましょう。
ダイエット中の黄体期月経期に是非オススメしたいのが 豆乳や納豆といった大豆製品!大豆製品に含まれる成分イソフラボンを適量(※1)摂取することで、脂肪&水分の溜め込み防止。また女性ホルモンのバランスも整えてくれますよ。ダイエット中は、食前または小腹がすいた時間食代わりに摂ると良いでしょう。ただし、摂りすぎは注意です!
■参考
※1 イソフラボン1日の摂取量目安 70~75mg
納豆50g約2パック 豆乳280㎖程度 豆腐約300g(約1丁)
(内閣府食品安全委員会基準値参照)
ダイエットをする時、時期を計画しながらダイエットに取り組めば、ダイエット成功率もグンとアップする事でしょう!!