2017年7月10日
ケールは、アブラナ科の葉野菜です。
非常に栄養素が高く、一年中栽培出来る生命力の強い緑黄色野菜です。
普段あまり馴染みのない野菜ですが、青汁の原料となっているのもこのケールです。
ケールには、どれほどの栄養素が含まれているのでしょうか。
食物繊維が豊富(ごぼうの3.5倍)な為、腸の働きを整え、便通を促す働き、コレステロールの排出、急激な血糖値の上昇を防ぐ働きなど、ダイエットや美容面には欠かせない大きな役割を果たします。
ケールのデトックス効果はヨーグルトよりも高いとも言われています。
美肌を保つ為に効果的なβカロテンが100g中2900μgと、トマトの5倍。
ビタミンE、ビタミンCの含有量も野菜の中でもトップクラス。
どれも抗酸化力が強い栄養素なので、活性酸素を抑え、体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防にも役立っていると考えられています。
老化の予防効果、アンチエイジングにも期待できますね。
そして、カルシウムは牛乳の2倍、快適な睡眠を得るために重要な、神経ホルモンの一種、メラトニンも含まれています。
体内時計を正常に保ち、自然な眠りへと導き、睡眠の質を改善する働きがあるといわれています。
また、目に効果的な栄養素ルテインも含み、紫外線などのダメージから目を守る働きを持つことから「天然のサングラス」とも呼ばれています。
ケールは、緑黄色野菜の王様と言われるだけの豊富な栄養素が、バランス良く含まれています。
1日350gの野菜を摂取する事が理想とされていますが、現代の食生活では、どうしても野菜不足になりがちなので、是非とも意識して摂取して頂きたいオススメ野菜なのです。
ケールには、独特な香りと苦味がある為、青汁にして豆乳を加えたり、チップスにしてみたりと、少しアレンジを加えると良いですね
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栄養素バランス抜群のケールで、美容と健康を意識してみてはいかがでしょうか?