2017年4月30日
季節も春になって暖かくなり、色んなことにチャレンジしやすい季節になってきました。
こんな季節に乗っかって、今月も素敵に自分を磨いていきましょう。
今回は、私の大好きな「シンデレラ」のお話を通して、彼女のように素敵に生きる方法を考えていきたいと思います。
シンデレラのように愛されて、自信のある女性になるためには、チャンスをものにするのことが大切です。
しかし、チャンスというものは、どこかから突然降ってくるものではないということを忘れてはいけません。
先日、実写版の「シンデレラ」の映画を観ました。
私が記憶していたシンデレラのストーリーは、素直で健気なシンデレラが意地悪なママ母の仕打ちに耐えて、王子様と結ばれる。
辛いことがあっても頑張っていれば、魔法使いが現れて舞踏会へ行くことができ、王子様と結ばれることができた。そんなストーリーだと記憶していましたが、改めて映画を見て、全然違うお話だったということに気づきました。
このおとぎ話のキーポイントは、魔法でチャンスを与えてくれるフェアリーゴッドマザーと出会うところです。
でも、実はフェアリーゴッドマザーは姿を隠し、最初は泥んこのお婆さんのかっこうをしています。
そのお婆さんにミルクとパンを差し出し、シンデレラはおばあさんを助けます。
すると、お婆さんがフェアリーゴッドマザーに変身して、シンデレラを舞踏会へ行かせてくれました。
私はこのシーンをみたとき、もし自分だったら、そう考えました。自分だったら、自分の家に座り込んでいる泥だらけの老婆に優しくすることができるだろうか。
まま母とその子どもたちが舞踏会へ行って、自分は置いていかれて、さらに自分のドレスが引きちぎられたあと、そんなふうに見ず知らずの人によくすることができるだろうか。
でもきっと、こんなときにこそ、自分へのチャンスが眠っているのだと思いました。
フェアリーゴッドマザーがチャンスをくれる前に、フェアリーゴッドマザー(泥んこのお婆さん)をフェアリーゴッドマザー(魔法使い)にすることができたから、彼女は大きなチャンスを掴むことができました。
フェアリーゴッドマザー、つまり、チャンスは最初、本物のチャンスに見えないのです。どんな辛くても、理不尽だったとしても、シンデレラは全てを謙虚にこなしました。
だから、彼女は埋もれているチャンスを本物のチャンスにすることができたのだと思います。
フェアリーゴッドマザーをどこかに探しても見つからなくて、全てに全力で取り組むことで、思わぬ人がフェアリーゴッドマザーになってくれるのかもしれないと、このお話を見て思いました。
日々の生き方そのものが、チャンスを連れてくるのかもしれません。
毎日、誰かに優しくして、自分のやるべきことに一生懸命になって、困っている人を助ける。
そんな愛される生き方をしている中に、大きなチャンスが舞い込むのかもしれませんね。