2016年9月9日
20代になると、結婚したり子どもを持つ女性が増えてきます。
あなたの周りにもいるかもしれませんし、あなたもそのひとりかもしれません。
女性のひとつの特権は“お母さんになれる”こと。
この世の中に生まれてきた全ての赤ちゃんにはお母さんがいます。
そして、そのお母さんになるかもしれない運命を持っているのが、私たち女性なのです。
もちろんお父さんも素敵なのですが、戦争へ行って、多くの人が最後に思うことは「お母さん」という言葉、という話は有名ですよね。
お父さんとは違う力が、お母さんにはあるのです。
9月になると、毎年思い出すことがあります。
2001年9月11日、アメリカで大きなテロがありました。
悲しいことに、テロは日々色んなところで起きておることですが、当時アメリカから帰国した一週間後にこの事件が起こり、私にとってはとてもショッキングな出来事でした。
人それぞれですが、自分の体験やきっかけから、大切なものを見直すことはとても大切なことだと思います。
9月になると、私は家族を大切に思うのです。家族において、私たち女性ができることは、すごくたくさんあると思います。特に、お母さんの愛は、多くのものを救います。
もしかすると、お母さんには、愛を与える義務があるのかもしれません。
愛されるということは、人生においてとても大切なことなのです。
例えば、親に捨てられてしまいミルクを受け付けない赤ちゃん。そんな赤ちゃんの心を癒すのは、愛しかありませんでした。
何日も抱きしめ続け、愛を与えたとき、赤ちゃんはミルクを飲むようになりました。
抱きしめることで、子どもを癒すことができます。もちろん、旦那さんや彼氏さんも癒すことができますよ。
いつどんな災害があるか、事故があるかなんて、誰にもわかることではありません。
だからこそ、惜しみなく、毎日大切な人に愛を注ぎましょう。
子育てに苦しんでいる若いお母さんも、愛される子になるためには、まず愛されることが必要です。母親は、そんな愛の発信点でもあるのです。
愛されること、つまり、愛されてもいいという自信を持たせてあげられる一番最初の人物が、お母さんなのです。素敵ですよね。
もし、あなたが愛されず育ったとしても、あなたが愛を与えることで、それをそこでストップさせることができます。
充実した人生、愛される人生は、まず親から愛され、大切にされることが必要です。
そして、それを通して、自分自身が愛される存在であると知ります。だから、誰かを愛せる人になっていくのです。
愛されることで、自分で自分のことを好きになり、自分の人生を大切にすることができます。
新学期、そして新しい環境で、なかなか心が苦しかったり、ツンツンしてしまう自分がいる人は、まず、愛する心を持って色んな人に接してみてください。それから、近くにいる人を大切に。
抱きしめることで、幸せホルモンが分泌されるので、相手も自分も幸せになることができますよ。