2016年8月26日
「女性は髪が命」という言葉もあるように、顔だちやスタイルだけでなく、髪の美しさも女性の外見の中で重要なポイントです。
ヘアアレンジをしてアクセサリー感覚で日々を楽しむこともできます。一方、髪は紫外線や乾燥など外的な要因にも敏感で、ケアも重要です。
今回はそんな髪を特集して、美しい髪に近づく、そして維持する方法についてお伝えしたいと思います。
今回はシリーズ第三弾として、髪を育む土壌である頭皮のケアの方法として、私が最もおすすめする“ヘナ”についてお話します。
ヘナに対して私は実はとても思い入れがあります。
私は実は10年ほど前に薄毛に悩まされていた時期があります。
そのころは若かったのもあり食事などの重要性も分かっていませんでしたから、生活習慣は乱れてしまい、結果、髪の毛にまで影響が出てしまいました。
毛は細く、抜け毛も多くなり、気づけば周りからも指摘されはじめ、頭皮が透けて見えるほどになりました。
本当に悩み、外出もつらいと思うほどに・・・・そこから、食事を見直したり、今や誰もが知っているスカ○プDを開発したクリニックへ受診したり、育毛クリニックで有名なアデ○ンスにも通ったり、有名な育毛剤を試したりと、何とか元気な髪を取り戻そうと必死になりました。
しかしながら費用はとてもかかりましたが、私が望む結果はなかなか出ませんでした・・・・(効果がある方もいらっしゃいますし個人差があります><)
そんな中私を救ってくれたのは“ヘナ”でした。大げさかもと思われるかもしれませんが、それだけ女性にとって薄毛は死活問題です。
雑誌編集を行っている友人から「インドのヘナというハーブが髪を強くするらしい」と勧められたのがきっかけで“ヘナ”と出会いました。
私を救った救世主は偉大な自然の力だったのです。
そもそもヘナとは、インドや北アフリカなどに育つ植物のことです。
ヘナには殺菌効果や炎症を抑える効果があるため、皮膚病や吹き出物、止血、やけどなどの治療に効果があるとされ、インドでは、昔から薬草として親しまれております。
5,000年以上の歴史を持つインドの伝承医学であるアーユルヴェーダでも、代表的なハーブで自然がもたらす万能薬として位置づけられています。
さらにヘナの粉末には染色力があるため、アジア地域では手や顔に伝統的なタトゥー模様を描いたりする時や、日本では髪をよみがえらせ、肌や頭皮が弱い方にも安心して使用できる、天然の毛染め(特に白髪染め)用品として人気が高まっています。
○ヘアカラー効果
ヘナは染色作用がありますのでヘアカラーとしての効果があります。しかし、ヘナは植物の色素で染める草木染めですので、一般的な化学染料のヘアカラーとは仕上がりは全く異なります。しかし天然成分ですので、一般的なヘアカラーではかぶれてしまうような敏感肌の方もご使用いただけます。
○健やかな頭皮へ導く
頭皮のトラブルの原因である毛根の汚れにも効果があります。ヘナにはデトックス効果があり、毛根から浸透して毒素を排出してくれる効果もあるのです。毛穴を綺麗に保つことで、毛先まで栄養が行き届くようになり健康的な髪質へ導きます。
○天然のトリートメント効果
ヘナに含まれるローソンという成分は、タンパク質に絡みつくという性質があります。それにより髪のダメージを補修し、髪内部の保水力を高め、傷んだ髪にハリやコシを与える効果があると言われています。
○ヒーリング効果
ハーブの効能として、疲れた心身をリフレッシュするヒーリング効果があるとも言われています。私自身は正直カラー剤として使用したことはありません。髪の毛が健康に元気になっていく効果を一番実感しました!
ヘナの最大の魅力は、どんなタイプの髪の悩みにも適しているということです。細くコシのない髪にはハリやコシを与え、クセ毛や髪質が太くゴワゴワするような髪にはまとまりやすく変化させ、パサついた髪には潤いを与えるなど、それぞれに合った健康な髪質へと導きます。
ヘナは化学染毛剤のように使い続けることで、髪や頭皮にダメージを与えるようなことはありません。使えば使うほど、本来の健康な状態に整えてくれます。
ちなみにこの本は、ヘナの素晴らしさが分かる一冊ですので、機会がありましたらぜひ一読されてください。
簡単にお伝えするならば、ヘナの粉末をお湯でのばして付けるだけ!です(笑)。
自宅で簡単にできてしまいます。販売メーカーの使用書通りに扱っていただければいいのですが、基本は、ヘナの粉末をぬるま湯で溶かして、だいたい一日寝かせます。
そして頭皮と髪に塗布し1時間ほど放置し流すだけです。
頻度としては1週間に1回のペースでできると最高です。一か月に1回程度を推奨しているケースもありますが、私の経験上では最低でも2週間に1回はしていただけると効果の実感が早いと感じます。
注意点としては、白髪であったりカラーリングでダメージを受けている髪の場合、ヘナ100%を使用すると、その色素によりオレンジっぽく染め上がります。
私もダメージヘアからのスタートだったので、はじめはオレンジっぽい染め上がりになりましたが、その後生えてくる髪はしっかりとした髪の毛になってくるのでほぼ黒髪になっていきました。
(どうしても染色作用はあるので光にあたったら少しオレンジのように見えることがあります)
まさにハーブのヘアパックですから、たっぷり塗り、時間をおいて、頭皮と髪を癒してあげましょう。
美しい髪の毛を手に入れるには、丈夫な毛根を育てる必要があるのは言わずもがなです。
そのためにも頭皮を元気にするため、ヘナをうまく活用するのはとてもオススメです。確かに手間がかからないと言ったらウソになります。
ですが、美は一日にして成らず!ヘナを正しく使っている女性の髪は、ハリのある、艶やかな、思わず触りたくなるような
ハッとするくらい美しい髪の人が多いです。私自身、薄毛の悩みから解放されたのはヘナのおかげと断言できます。
ヘナを使ってからは「どこのヘアケア用品使っているの?」と友人によく聞かれるようになりました。白髪が黒髪になったという方も多くいらっしゃいます。
自然が与えてくれるトリートメント効果をぜひ実感して欲しいと思います。
次回はヘナの選び方、注意点についてお話しする予定です。