2021年11月26日
冷たく乾いた空気が続く秋となりました。
湿度が低い日は思った以上にお肌の乾燥が進み、気付くとゴワゴワ・カサカサしていた・・・なんてことも起きがち。
秋は、これから一段と寒さが強まる冬への季節の変わり目でもあります。
季節の変わり目は、お肌がゆらいだり、敏感に傾いてしまう方も多いのではないでしょうか?
今回はそのような秋のお肌のスキンケアにおすすめしたい「ミルクアイテム」についてフォーカスします。
クレンジングミルクと乳液の魅力をお話した上でおすすめのアイテムを4つ紹介します。
まずは、クレンジングミルクについて。
お肌に付着した汚れには、油性のものと水性のものがあります。
メイクや過剰な皮脂汚れは、油になじみやすい性質のため、油分が配合されているクレンジングアイテムで落とす必要があります。
しかし、クレンジングをおこなう際、お肌をすこやかに保つために必要な皮脂や油分まで取られてしまうと、お肌のバリア機能が損なわれ、外的刺激を受けやすくなったり、乾燥による肌荒れが生じてしまうことがあります。
そのようなときにおすすめのクレンジングアイテムが、クレンジングミルクです。
クレンジングミルクは、みずみずしい潤いに満ち溢れた、ミルクリッチなテクスチャーが特徴です。
たっぷりの潤いでお肌を柔らかく包んで、優しくメイクオフできるアイテムです。
クレンジングミルクはクレンジングの際にお肌に必要な油分を取りすぎないので、洗い上がりもつっぱることなく、しっとり感が残ります。
お肌の乾燥が気になるときは、保湿成分がたっぷり配合されたクレンジングミルクをセレクトすることで、つややかに潤ったお肌に導くことができます。
次に、乳液です。
お肌は、水分・油分・保湿成分がバランス良く混ざり合うことで、潤いが保たれ、しっとりなめらかに整います。
そのため、スキンケアでは、水分を補うだけでなく、油分のヴェールによって水分が蒸発するのを防いで、潤いを留めておく必要があります。
乳液は、お肌にとって大切な潤い成分を補いながら、お肌表面に油分のヴェールを作り、お肌から水分が蒸発するのを防ぎます。
乳液は、水分と油分の両方が乳化して混ざり合っており、スクワランやオリーブオイル、ホホバオイルなどといった流動性の油分が多く配合されています。
そのため、クリームと比べて軽やかでさっぱりとしたテクスチャーのものが多く、お肌と一体化するようになじみながら、優しくなめらかなお肌に導きます。
それでは、おすすめのクレンジングミルクと乳液をそれぞれ2アイテムずつ紹介します。
こちらは、お肌に嬉しい美容成分が配合されたクレンジングミルクです。
ミルクは、柔らかくコクのあるテクスチャー。キキョウ根エキスやタイソウエキス、ゼニアオイエキス、ニンジン根エキス、クマザサエキス、シラカバエキスなどといった植物エキス、そして、ヒマワリ種子油とオリーブ油といった植物由来オイルが含まれています。
また、コメから抽出されたデンプン成分が配合されているため、お肌の凸凹になめらかに密着して、メイク汚れや皮脂などといった細かな汚れも包みこんで洗い上げます。
ミルクをお肌にのせていくと、とろけるようになじむため、お肌に負担のかかる摩擦や必要な油分を取りすぎることなく使えます。
洗い上がりのお肌は、シルクのようになめらかにととのえられ、潤んだつやに満ちています。
そして、すっきりと穏やかな印象のシトラスフローラルの香りもまた魅力的。
ローズやラベンダーに、新鮮な柑橘がブレンドされ、まるで心が柔らかく解きほぐされていくようです。
まさに「ととのうクレンジング」とも言えるクレンジングミルクです。
こちらは、モロッコの砂漠で生息するウチワサボテンのオイルや花々のエッセンスなどが配合されたクレンジングミルクです。
モロッコ産のウチワサボテンオイルは、オーガニック認証の「USDA」と「ECOCERT」を取得しています。
サラッとした肌触りで角質層のすみずみまで潤いが浸透します。
また、エーデルワイスやサトザクラ、セージ葉、月見草といった植物由来のエキスやオイルも整肌成分として配合されています。肌荒れや乾燥を防ぎながら、すこやかに潤ったやわ肌に導きます。
さらに、海洋微生物由来のエクトインなども配合。
エクトインは、塩水湖や塩分の多い砂漠といった過酷な環境に生息する微生物などがもっているアミノ酸の一種です。
保水に優れ、お肌をすこやかに整え、バリア機能をサポートします。
柔らかくとろけるようなミルクが、皮脂やメイク汚れ、大気汚染物質をなめらかに包みこみながら落とします。お肌にとって大切な油分は残されるため、洗い上がりのお肌は、いきいきと冴え渡るほど、ピュアでなめらかです。
シトラスフローラルハーブの香りは、メイクオフのひとときをリラックスタイムに変える魅力があります。
みずみずしいフローラルブーケの香りに、ハーブのアクセントが加わることで、エレガントに柔らかく香ります。
こちらは、先行乳液で有名なALBIONの乳液です。
先行乳液とは、化粧水の前に使用する乳液のことで、後に使う化粧水などのスキンケアアイテムが角質層までしっかりと浸透しやすくなります。
こちらの乳液は、水分・油分・保湿成分がお肌に元々備わっている潤いに近いバランスで配合されています。
うっとりするほど濃密な質感のミルクをコットンを使用して優しくムラなく塗布していくと、お肌に溶け込むようになじみわたり、角質層のすみずみまで温もりのある潤いで満たされます。
そして、上品ですっきりとした香りもまた魅力的です。
豊かで充実した潤いをお肌にあたえることで、もっちりと弾力のある、しなやかなつや肌に導くことができる乳液です。
こちらは、潤い不足が気になる、デリケートなお肌の方向けの乳液です。
お肌表面には、皮脂腺から分泌された皮脂と、汗腺から分泌された汗が混ざりあって皮脂膜が作られています。皮脂膜はお肌に元々備わる潤いのヴェールです。皮脂膜はお肌表面を覆うことで、水分蒸発を防いだり、外的刺激からお肌を保護するというバリア機能の役割を果たします。
しかし、このバリア機能は乾燥などによって低下してしまうこともあるため、スキンケアアイテムによってしっかりとサポートする必要があります。
こちらの乳液は、IPSAの独自成分「OX-ME成分SE」が配合されています。
これは、保湿成分のアラントイン・イザヨイバラ果実エキス・エリスリトール・グリセリンが配合されたものです。
乾燥などによって肌荒れを起こしやすいお肌にみずみずしい潤いを与えて、バリア機能を前向きにサポートします。
また、コメ胚芽油や水添ポリデセンも配合されています。もっちりと吸いつくようなしなやかなお肌に導くことができます。
ミルクは柔らかくなめらかなテクスチャーで、お肌に心地良く伸びひろげると、まろやかに潤い、キメのひとつひとつが整ったすこやかなやわ肌を育むことができます。
今回は、秋のお肌にぜひ取り入れていただきたいミルクアイテムにフォーカスしました。
クレンジングミルクや乳液は、まろやかで柔らかな使い心地を楽しむことができ、お肌をみずみずしくふっくらすこやかに導いてくれるため、乾燥からくる肌荒れが気になる方はぜひ一度試してみてくださいね。