2021年11月7日
日に日に寒い日が増え、冷たく乾いた空気によるお肌の乾燥が気になる季節となりましたね。
特にボディの乾燥は気付かぬうちに進んでいた、ということが多く、知らぬ間に粉をふいていた・・・なんてこともありますよね。
そんな秋のボディは、浴室から出たあとのケア、つまりアウトバスの保湿ケアのみでなく、浴室内からしっかりと保湿ケアをするのがおすすめです。
今回はインバス&アウトバスの保湿ケアに着目し、しっとりしなやかボディを叶えるアイテムを3つ紹介します。
お肌には皮脂腺が存在します。皮脂腺から分泌された皮脂と、汗腺から分泌された汗が自然に混ざりあって皮脂膜を作ります。皮脂膜は、お肌表面を覆って、水分蒸発を防いだり、バリア機能の役割を果たします。
皮脂腺は、身体全体にまんべんなくあるのではなく、部位によって数が異なります。
頭部や顔の中心部、胸もと、背面中央部、脇の下は皮脂腺が多いです。
一方で、身体の側面や腰、四肢(腕や肘、膝、すねなど)は皮脂腺が少ないため、乾燥が進みやすいです。
そのため、きちんと保湿ケアをして乾燥を防ぐことが大切です。
特に、湿度が低い日が増えてくる秋の季節は、インバスとアウトバス、ダブルの保湿ケアをおこなって、乾燥を防ぎながらすこやかに潤った素肌に整えていきましょう。
今回、インバスケアとして、ボディウォッシュとボディオイルを紹介し、アウトバスケアとして保湿感たっぷりのボディバームを紹介します。
こちらは、潤い成分のセラミドプラスや7種の天然型セラミドが配合されているボディウォッシュです。
セラミドは、人間のお肌に生まれつき存在する成分です。お肌の角質細胞の間は「細胞間脂質」で埋めつくされており、この「細胞間脂質」の約50%を占めるのが「セラミド」です。セラミドはお肌にみずみずしい水分を保ちつつ、お肌トラブルを引き起こす外的要因(乾燥やほこりなど)からお肌を守る「バリア機能」をサポートしています。セラミドが十分に満ちているお肌は、肌荒れが起きにくく、しっとりしなやかでキメが整っています。
お肌の潤い成分は、ボディをタオルなどでゴシゴシと洗うことで、過剰な皮脂や汚れと共に流れてしまうことが多く、お肌の乾燥に繋がります。
こちらのボディウォッシュは、独自のセラミド保持処方によって、セラミドを始めとするお肌に必要な潤い成分を残しながら不要な汚れのみを選んで落とすことができます。
そのため、洗うたびお肌にセラミドが留まってくれます。
また、保湿成分のフキ葉/茎エキスやカミツレ花エキス、タンブリッサトリコフィラ葉エキスといった植物由来エキスも配合されています。
ふっくらキメ細やかな泡をボディにすべらせるようにして洗い上げると、穏やかな潤み感を残した、しっとりスベスベの素肌が叶います。ボディだけでなくお顔にも使用できるため、お顔を洗うときのように、ボディも手で優しく洗うのがおすすめです。
お肌にとって大切な潤いを残して洗えるボディウォッシュでボディを清潔にしたあとは、ボディオイルを使ってお肌を柔らかくほぐしながら保湿します。
ボディオイルをつけるタイミングは、バスタオルで水分を完全にふき取ってしまう前の、まだ少し湿り気が残っているときがベストです。そのため、インバスケアとして、浴室内でボディオイルを塗布するのがおすすめ。ボディオイルを使う際は、オイルで足を滑らせることがないよう注意してくださいね。
こちらは、ビタミンEを豊富に含んだインカインチオイルやサフラワーオイル、ホホバオイルといった天然オイルが配合されたボディオイルです。
お肌になじませやすく、とろっとした質感のオイルは、お肌をしっとりもちもちに保ちながら、シルクのようにしなやかなつや肌に導きます。
ラベンダーやジャスミン、ブラジリアンローズウッドのハーモニーが織り成す香りは、エレガントで落ち着きがあり、贅沢なリラックスタイムを過ごすことができます。
ボディオイルでボディを柔らかく整えたあとは、浴室から出てアウトバスの保湿ケアをしましょう。最後に保湿に優れたボディバームを使って、お肌に潤いのヴェールを纏わせます。
こちらは、保湿成分の純度99%グリセリンが配合された濃厚な質感のボディバームです。ボディバームと言うと、比較的固めのテクスチャーを想像しますが、こちらはクリームタイプとなります。
保湿成分の中でも、グリセリンは分子が非常に小さいため、角質層までしっかりと浸透していきます。お肌の潤いをキュッと閉じこめて、しなやかで柔らかいお肌に導きます。
また、整肌成分のアラントインやパンテノールも配合されています。
リッチでコクのある質感のクリームを乾燥が気になるお肌に優しく伸ばしていくと、角質層のすみずみまで申し分なく潤います。
気になる乾燥や肌荒れを防ぎながら、思わず触れたくなるほどふっくら柔らかい、マシュマロのようなお肌へ導くことができます。
濃密でクリーミーなテクスチャーでありながら、お肌にベタベタ感を残さず、優しく包むように保湿ケアができます。
もっちりと吸い付くような素肌に整えるボディバームです。
特に乾燥しやすいボディの部位はボディバームを重ねて使うのがおすすめです。
微香料タイプですが、強い香りはせず、ほんのりパウダリーな香りが心地良いです。
しっとりしなやかボディを叶える、インバス&アウトバスのボディケアアイテムを3つ紹介しました。
なかなかボディケアにまで気が回らないという方も多いと思います。
しかし、インバス&アウトバスのボディケアを続けることで、うっとりするほどなめらかなつや肌を育むことができます。一度習慣づけてしまえば、むしろ続けたくなること間違いなしです。