2016年8月5日
「女性は髪が命」という言葉もあるように、顔だちやスタイルだけでなく、髪の美しさも女性の外見の中で重要なポイントです。ヘアアレンジをしてアクセサリー感覚で日々を楽しむこともできます。
一方、髪は紫外線や乾燥など外的な要因にも敏感で、ケアも重要です。今回はそんな髪を特集して、美しい髪に近づく、そして維持する方法についてお伝えしたいと思います。
第一弾ということで、最も身近で簡単に始められる“ブラッシング”についてお話しします。
たかがブラッシング、されどブラッシング!ブラッシングは毎日行うものですよね。適切なブラッシングがもたらす美髪効果は想像以上です。
毎日手軽に出来る、美髪に繋がる簡単な方法の一つです。
①毛髪環境を清潔に保つ
からんだ髪をほぐして、髪や頭皮に付着したホコリやフケを取り除くことができます。特にシャンプー前にブラッシングすることで、汚れを落とし頭皮の古くなった角質を浮かす効果があり、シャンプーの効果をより高めます(泡立ちも良くなりますよ)。
また、絡まりがほどけてシャンプーの際の髪へのダメージを抑えますので欠かさず行って欲しいと思います。注意して欲しいのは、濡れた状態の髪の毛はとても傷みやすいということです。シャンプー後ではなく、前に!(avedaのパドルブラシのように濡れた髪にもOKなブラシもありますが、基本はNGと思ってください)
②つややかで潤いのある髪をサポート
根元から毛先に向けてブラッシングすると皮脂を髪全体にゆきわたらせることができます。自分が出す天然の皮脂は自分に合った最強のうるおい成分です。皮脂によってつややかでうるおいのある髪をつくります。キューティクルを保護する効果もあるんです。
③マッサージ効果
頭皮を適度に刺激することで血行がよくなり、髪の毛に必要な栄養素や酸素が届きやすくなります。抜け毛や薄毛の予防につながります。頭皮には筋肉がなく、血行が悪くなりやすいので、外側から適度に刺激することで結構を促進します。
①まずは毛先のもつれをほぐす
ポイントは極力頭皮に負荷をかけないということです。ロングヘアの方は片方の手で髪を押さえながら、まずは毛先からとかしていきましょう。すぐに根本からブラッシングする方もいらっしゃいますが、毛先に行き着くまでにどうしても引っ掛かりはでてしまい、その時にかかる力が毛穴にもダメージになってしまいます。健康な髪を無理やり抜いてしまうことにもなりかねないので、いきなり根本からはNGです。
②そのあと頭頂部へ段階的に
髪の長い方は、毛先から、中間層から、頭頂部から、というように段階を踏んで根本へ向かうようにしてください。髪の毛の量が多く、頭頂部からブラッシングしても、後頭部の頭皮まで届かない方は、髪を持ち上げて、下からブラシをかけてみてください。抜け毛を最小限に抑え、キューティクルを傷めないためにも、ブラシはゆっくり動かすのがポイントです。
③頭皮をほどよく刺激して血行促進
髪のほつれをほどいたら。次に頭皮ケアにうつります。頭皮にあててブラッシングするのですが、この時、毛の角度が45度くらいの斜めになるようにあてると、地肌の汚れを浮かせやすくなります。強すぎないように、心地よい程度の程よい力で行ってください。
朝と夜がおすすめです。
朝は寝癖がついたりと、髪が乱れがちですので、それを整える意味でもブラッシングが必要でしょう。夜はシャンプー前、さらに寝る前にももう一度できたらベストです。
シャンプー前にというのは鉄則ですが、寝る前というのは、寝る前に血行を良くすることで、寝ている間に健康な髪を育てやすくする効果があると言われています。
寝ている間の枕との摩擦などの軽減にもなりますしぜひ毎日の習慣にしてください。
スタイルを作るためというだけでなく、頭皮ケアの一環として、ブラッシングは一日に二回は行って欲しいと思います。頭皮と顔は繋がっています。
頭皮の血行が良くなるとリフトアップの効果も得られたりしますので、ブラッシングの効果は想像以上です。
今日からすぐにでも始めることができますので、正しいブラッシング方法をしっかり身に付けましょう。
次回はブラシ選びのポイントについてご紹介する予定です!