2016年12月15日
センスのよい女性は、小物使いが上手ですよね。
ちょっぴり重たくなりがちな冬の装を軽やかに見せられるアクセサリーといえば、ブローチがおもいうかびます。
クラシカルになりがちなブローチを、フレッシュに、さりげなく使いこなすコツをまとめました。
毎日、ファッションにあわせて、ネックレスや、指輪を変える女性は多いですよね。
ところが、洋服よりも、アクセサリーが好きで、コレクションをしていても、ブローチには、あまり馴染みないという人は、少なくないようです。
たしかに、年配の女性が、白いブラウスにカメオをつけている姿を見ると、「普段づかいをするアイテムではない。フォーマルな小物」だとおもいます。
けれどもカジュアルな装いにも、似合うブローチはたくさんあります。
そしてブローチは、つける場所も自由。
イヤリングは指に、ブレスレットならば、腕をかざるものですが、ブローチは、襟元だけではありません。
つける位置によって、着こなしの中で、どこにアクセントをおくのかを決める、大切な存在です。
バランスをみて、どこにつけるかを変えるだけでも、全身の印象が、おどろくほど変化しますから。
それでは実際に、どのように使えばよいのでしょうか?
おすすめは、シンプルな帽子や、ショール、バッグなどの小物につけることです。
これなら、いかにもブローチを買いました、という印象をあたえず、さりげない、パリジェンヌのような雰囲気です。
大ぶりのものであれば、スパイスとして1点だけ。
一方、2~3cmほどの小ぶりなブローチであれば、おなじ系統を数点まとめてつけると、ゴージャスになります。
必ずしも、色みを統一することはありませんが、素材や、ティストなど、どこか1つ統一すると、華やかですがすっきりとした都会的なイメージに。
また、ほかのアクセサリーや、ベルト、腕時計、バッグや靴との相性も重要です。とくに、こまかい部分に注目すると、バッグの金具や、ストラップつきのサンダルやパンプスならば、地金がゴールドか、シルバーかによって、イメージがことなります。
まず近くで見て、次に少し離れた位置から、姿見で確認して、ベストバランスを探したいですね。
バレッタをブローチとして使用したり、逆にブローチを髪留めにしたり、自在にアレンジできます。
ベルトのバッグルがわりに、ブローチをしたり、着物の帯飾りとして使うこともできます。
そういえば、アンティークショップで、売られている帯留めの中には、紐を通す穴だけではなく、後ろにピンがついてある商品があります。
和装のときは帯留めとして、洋装の日はブローチとして使用していたのでしょう。
このように、ブローチとして販売されている商品のほかにも、後ろ側にピンやクリップをつけると、ブローチとして使えるものも多いです。
クラシカルで、小難しいイメージがありますが、自由で遊び心いっぱいのアクセサリーだといえるでしょう。
ぜひ、新しいおしゃれアイテムとして、コーディネートの幅をひろげる、ブローチをとり入れてみてくださいね!