2016年9月4日
秋冬の装いの特徴は、レザーや毛皮などのしっかりとした素材と、グレーや深緑などダークな色彩です。
しっとりとロマンティックな、映画女優のような印象になる反面、小柄な東洋人体型の人には、やや重たいイメージも。
かといって、ベースカラーをホワイトにしたスイートな着こなしだと、やや軽すぎて物足りないとおもいますよね?
そこで、おすすめなのは、小物でアクセントをつけることです。
オーソドックスな洋服に、パンチが効いた小物づかい。
というのは、おしゃれな女性の定番になっています。
オータムスタイルに合わせる小物は、茶色や黒でおとなっぽく攻めたいところですが、ここは少しだけ意外性を持たせて、メタリック系にチャレンジしてみませんか?
メタリックとは、シルバーやゴールドなど、光沢があるもののことです。
「金や銀なんて、メダルじゃあるまいし・・・」
「派手すぎる」
そんな、意見もあるかもしれません。
しかし、ちょっぴり重たくダークに傾きがちな秋冬の装いと、光を味方につけるメタリック小物は、実はとても相性がよいのです。
一見派手そうなシルバーやゴールドですが、黒や茶色のバッグや靴を履くのと同じ感覚でトライできますよ。
しかも、黒や茶色だと沈んでしまう場面で、抜け感を演出してくれるので、粋で遊び心のある着こなしが楽しめるのです。
メタリック系の小物といっても、何からトライしたらよいのかわからない!
という女性におすすめなのは、ゴールドや、シルバーのバッグです。
大ぶりのかばんを持ち歩く人にとって、華やかすぎるのでは?と、抵抗があるかもしれません。
ですが、マットな素材を選べば、クールで、近未来的なイメージに。
そして、メタリック系の小物を、下品にならず上品に持つコツは、ある程度上質なものをチョイスすること。
若い子をターゲットにした安価なショップで購うと、デザインは今シーズン風で素敵でも、くたびれやすい素材を使用していたり、縫製が甘いなど、やはり、それなりでしかないものでした。
けれども、数十万円もするようなスーパーブランドでないといけないことはありません。
5万円以上・10万円以内の予算で探すのであれば、皇室御用達ということでもで有名な【濱野皮革工藝】や、イタリアで活躍する日本人ファッション・デザイナー【HIROKO・HAYASHI】。横浜の老舗、【キタムラ】で探してみてはいかがでしょうか?
ブーツや、しっかりと足首まで覆うスニーカーが登場する秋冬。
でも、雪道を歩くのでなければ、そんなに重装備をしないといけないものでしょうか?
シルバーのバレエシューズ(タウン用)を選ぶと、足元が軽やかになりほっそりと見えます。
また、ナチュラルストッキングに合わせて、つや消しゴールドのパンプスを履くと、目の錯覚を利用して、肌の延長のようで脚全体が長く見えるのでお得です。
これは、パーティーやデートのときだけでなく、ちょっとしたお食事会や、ショッピングのときの着こなしのスパイスとしても優秀ですから。
結びにワンポイントアドバイスをひとつだけ!
アクセサリーの地金と合わせて、シルバーでクールに決めるか、もしくは、ゴールドでゴージャスな女を演出するのか。
金色・銀色の両方それぞれによさがありますが、靴やバッグで、シルバーとゴールドをふたついっぺんに使用すると、目がちかちかします。
アクセサリーや腕時計と合わせて、どちらか一方だけに統一すると、洗練されたよい女になれるはず!