2017年8月25日
学生時代の片思いは、甘酸っぱい思い出で終わることができましたが、社会人になってからの片思いはなかなか苦労します。なぜなら、大人の恋は「好きになったほうが負け」だからです。
その上、もともと消極的で引っ込み思案の人だと、戦う前から「諦める」という選択をする人も多いようです。複雑な心理戦は、慣れていない人には難しすぎます。
そこで今回は、社会人になってから片思いしている、引っ込み思案で消極的な女性のために、成功に必要な新しい手段=“第3の方法”をご紹介します。そこに道がなければ、作ればいいのです。
片思いをしたら「告白する」という流れを思い浮かべる人は、まだまだ学生時代の感覚を抜け出していません。大人の恋愛は、女性から「好きです」と言ってはいけないのです。
というのも、男性の性質は「逃げるものを追いかける」というものなので、自分の手に入った、自分のものになった、と思うと満足してしまいます。つまり、釣りで言うところの「釣れそうで釣れないギリギリのところ」を楽しむような感覚が、男性の恋愛です。
そのため、「好きです」と告白するのではなく、上手な人は「私はあなたに興味があるんだけど、ちょっと頑張ったら落ちるかもよ?」と誘惑します。ゲームセンターのUFOキャッチャー方式です。
引っ込み思案で消極的な人は、好きな人の前では緊張してしまいますよね。そのため、たまたまエレベーターで一緒になったとしても、何を話したらいいかわからなくなったり、挙動不審になってしまうかもしれません。
そこでおすすめなのが「ちょっとだけ(一言だけ)印象的なセリフを残して去る」です。会話をするのが難しいなら、名刺だけ渡して覚えてもらうような感じです。
エレベーターなら、降りるときに「今日は天気がいいですね」とか「月末は忙しいですね」とか、なんでもない一言を笑顔で伝えて去ってください。会話しなくても大丈夫です。ポイントは“笑顔”。男性は女性の笑顔を見るだけで「好意があるのかも?」と思うので、その性質を利用します。
また、会話をするとボロが出る!と緊張してしまう女性も、ボロを出さなくて済みますし、良い印象だけ残して去ることができるので、一石二鳥です。
いつもニコニコしている女性は「優しい」という印象ですが、男性が「この人は!」と思う女性は、「ほかの男にヘラヘラしない人」です。つまり、メリハリのある女性の方が本命として認識されやすいのです。
そこで、直接好きな人にアプローチできない引っ込み思案さんは、まず、仕事モードとプライベートモードで表情にメリハリをつけてみてください。仕事中はキリッと。でも、仕事じゃない場面では柔らかく。
また、好きな人に対してだけ優しい表情を見せる、というのもひとつの方法。「あの子は話しかけると優しく返してくれるけど、仕事中は真面目だ」と思ってもらえるように、オンとオフの陰影をはっきりさせましょう。
好きな人を遠くから見ているだけでは何も進展しませんから、少しずつでいいので距離を縮めていきたいですよね。好きな人とも世間話くらいはできるような感じになったら、是非試してみて欲しいことがあります。
それが「みんなとは違う呼び方を見つける」です。たとえは、“山田さん”なら、みんなから“山ちゃん”と呼ばれていることがありますが、もし学生時代のあだ名が“だーさん”だったら? そういうのを聞き出して、あえてみんなとは違う“だーさん”で呼んでみると距離がぐっと縮まります。
仕事をしていると、まるで「引っ込み思案で消極的なやつはダメだ」みたいな言われ方をされる場合がありますが、恋愛においてはむしろ“武器”になります。
というのも、「人見知り」であったり「なかなか新しい人間関係に飛び込めない」などはネガティブな印象かもしれませんが、このような“保守的な考え方”は、結婚して家庭を守る誠実な妻に必要とされるスキルです。
たとえば「浮気をしない」「不審者を家に招き入れない」「疑い深い」「警戒心が強い」というのは、男性が妻に望んでいることです。家庭を守ったり、家族を危険から守ることに繋がるからです。
そのため、引っ込み思案で消極的な人は、隠してオープンな性格を演じるより、そのままで頑張ったほうが、男性から「本命彼女」として認めてもらいやすいです。
もちろん、消極的で誰とも関われないままでは、片思いは諦めなくてはいけません。しかし、慎重に水面下からジワジワとアタックすれば、意外とすんなり恋愛に発展することがあります。
最後にひとつ注意していただきたいのは、男性が「この女は絶対に無理」という態度を示したら、それはひっくり返りません。これを感じたら諦めどきですが、そうでなければ可能性はあります。
強気な女性のようにガンガン攻めることができなくても、効果的な方法はありますので、ポイントを抑えて確実に距離を縮めていきましょう。