2017年7月23日

嫉妬と憧れは紙一重?!女を敵にまわさない装いとは?

ファションやヘアメイクを考えるとき、どんなことを1番重視していますか?

・似合う格好なのか?
・PTOにマッチしているか?
・一緒にすごす人によろこんでもらえるか?

と、言ったことが中心となってくるのではないでしょうか?
しかし、殿方からしてみるとOKの装いでも、なぜか女性陣からは、「嫌な女!」と陰口をたたかれることも・・・。

できれば、老若男女すべての人から愛されたいものですが、なかなかむつかしいのが現実。
そこで今回は、女性を敵にまわさないファッションについて考えていきたいとおもいます!!

男性は雰囲気美人、女性は素材美人が好き!

男性が理想とする【いい女】と、女性があこがれる女性は、まったく別の存在だといっても過言ではありません。
だからといって、きれいなお姉さんが全員敵になるわけでもありません。

どちらかというと男性側が好む美女は、ジブリ映画のヒロインさながらの、顔はキレイだけど、飾りっ気のない服を着た元気な女の子。また、ぽっちゃりタイプや、天然キャラのような外見と中身がギャップがある子が圧倒的な人気を集めています。

ところが同性は、実際に「」として生きる苦労を知っています。だから、後天的な要素であるオーラよりも、まずは素材そのもののよさに目がいくのですね。
シミひとつない素肌や、つややかな髪、スレンダーな肢体と言った、努力で手に入りそうで、入らない(かもしれない)ものに、あこがれを抱く傾向があります。

ちなみに、男性が嫌いな女性タレントで上位にランクイされるのは、なぜか、顔立ちが整っていて、洋服の着こなしが素晴らしい、スリムなモデルタイプの美女ばかりなのですから。
とすると、自分の良さをダイレクトにいかした装いは、男性よりも女性受けがする格好だと言えるのではないでしょうか?

女は、嫉妬深い?!

けれども、「女同士の関係は嫉妬深いから、むつかしいのよね」と言う意見も多いですよね。

たしかに、女性は男性にくらべて、自分の敵になりそうな同性を許せない面はあるでしょう。
ただ、いかにも敵になりそうにおもえても、自分と正反対だったり、ちがうタイプであれば、意外と許せるようにできています。
もちろん、超がつくほど完璧に容姿にめぐまれている人は、系統を問わずやっかみの対象になるものの、芸能界や夜の銀座以外では、完全なまでの美人ぶりで悩む女性は少ないのではないでしょうか。

まずは、冷静に自分自身を観察してみてください。
あなたの外見上の長所は、ライバルのあの子や、お局さまと似ていますか?

値段のわからないおしゃれを楽しむ

以前に雑誌で、京都のお茶屋の女将さんがインタビューにこう答えていました。
お客様の奥様よりも派手にならないように、でも、もっさりしないように、すっきりと(着物を)着こなすことを心がけています。かんざしや帯など、値段のわからないおしゃれを楽しみます」と。

芸妓、舞妓をひきたてながら、お客様の奥さんにも嫌われないような着こなしと言うと、ひっそりと目立たない装いを連想します。けれど、女主人であるからには、ただ地味なだけでは駄目なのですね。

これは、そのまま私たちにも応用できそうですよね。
いかにもあのブランドの新作とわかるバッグを持っていたり、ああ、シャネルだなあと、ひと目でおもうアクセサリーは、やはり控えるのが無難。
でも、見るからに上質そうな革靴を丁寧に手入れしながら履いている女性は、素直に好感をもつものなのです。

嫉妬とあこがれは、紙一重。
もっさりとせず、すっきりと、自分自身の良さをいかした着こなしを見つけてくださいね。

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この記事を書いた人

有朋さやか

有朋さやか

新聞や雑誌の読者投稿を経て、ライターに転向。現在は、短歌を紹介するエッセイや、地球環境にまつわるコラムを、多数のメディアに寄稿しています。1982年生まれ。岡山県在住。

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