2017年6月5日
好きな人と話しているとき、なるべく相手に好印象を持ってもらいたくて、「わたしも!」と言いたくなりますよね。
「わたしも同じ」という言葉は、親近感がわきますし、うまく使えばぐっと距離が近づくかも。
でも、やみくもに使うのはNG。
たとえば、彼の好きなこと・ものについては注意しましょう!
それはどうして?
その理由をご紹介しますね。
気になる彼の好きなこと・ものを、あなたも好きだったら、「運命かも♡」とうれしくなりますね。
好きなことの話で盛り上がったら、それがきっかけで、彼があなたに興味を持ってくれるかも!
そう思いますよね。
きっとあなたも、ちょっと気になる人が同じ趣味を持ってると知ったら、うれしくなるはず。
「私これ好きなんだ」とあなたが言って、「あ、実は俺もそれ好きなんだよ」と言われたら、なんだか相手がもっと気になりますよね。
だから、なるべくあなたも「それわたしも好き!」と言いたくなるのもわかります。
だって、それで相手との距離が縮まると期待しているから。
でも、ほんとうにその期待通りにうまくいくでしょうか?
彼の好きなことに関して、彼の「好き」とあなたの「好き」は、同じ程度でしょうか?
その辺りに、落とし穴がひそんでいるかもしれません。
あなたもきっと、友だちと会話していて、こんな経験をしたことがあるはず。
あなたのすごーく好きなものについて話したときに、
「あー、それ私も好きー」
……ほんとに?どれくらい?ちゃんと知ってる?
同じものに対しての「好き」同士なのに、なんとなく、微妙な違和感やいらだちを覚えたこと、ありませんか?
そこでは、「好きの度合い」が重要になってきます。
なんとなく気になる〜マニアまで、「好き」と言えば全部に当てはまると言えなくありません。
でも、その段階全部が、「同じくらいの好き」ではありませんよね。
その、「好きの度合い」に差ができたとき、話をしているときにちょっとした違和感、いらだちさえも感じてしまうのですね。
気になる彼と話しているときも、それは同じです。
男性は特に、「これが好き」となると、極めようとする傾向が強いように思います。
そんな彼が、好きなものについて話しているとき、安易に「私も好きなの」と言ったら…?
もちろん、すぐに気分良く話が盛り上がることもあるとは思います。
でも、あまりにも「好きの度合い」が違うと、話しているうちに、「…この程度で好きって言ってたのか」と失望されてしまうかも。
彼の好きなものに対して、「私も好き!」と言ってしまったとき。
そのあと彼がものすごく詳しくてマニアックな話を始めたとき、どうしますか?
「ああ、うんうん(へぇ、そうなんだ)」
「そうだよねー(知らなかったけど)」
こんな相槌、うっていませんか?
こんな調子で話を合わせるだけ合わせて行くと、どこかで会話が噛み合わなくなります。
たとえばこんなとき。
「君はどう思う?」
マニアックな会話になっていればなっているほど、この質問が出てきたらビビってしまうことでしょう。
そんなとき、わかった風なことを言ってしまって、それが間違っていたら気まずくなってしまいますよね。
知らないことは、「知らなかった」「詳しいんだね」と、素直に相手に言った方がいいですね◎
ここまで
「彼の好きなもの、私も好きだけど、好きって言っていいのかわからない!」
ということについて、考えてきましたね。
では、「わたしもそれ好きなの」と言いたいときの代わりの言葉を考えてみましょう。
「好き」ということは、言い換えれば、「興味がある」ということですよね。
しかも、「興味がある」という言葉は、とても謙虚です。
たとえば彼の好きな作家について話している時に、
「俺、〇〇っていう作家が好きなんだよ」
「あ、わたしも好き!△△読んだよ」
「あれが1番有名だもんな。でも個人的には□□っていう作品がいいと思うんだ。どう思う?」
「……(有名なのしか読んでない)」
となってしまうよりも、
「俺、〇〇っていう作家が好きなんだよ」
「わたしも興味あるんだよね。△△っていうのは読んだんだけど」
「あれが1番有名だよね。個人的には□□っていう作品がいいと思うんだけどな」
「そうなんだ!今度読んでみようかな。教えてくれてありがとう!」
という風に、《教えてもらう》姿勢を見せたほうが、彼との会話がスムーズですね。
いかがでしたか?
「わたしも好き!」というのは、実は地雷ワードかも。
楽しく会話が盛り上がるように、ちょっと控えめにするのもいいと思います◎
彼との距離が、会話で縮まりますように♡