2016年9月30日
暑い夏が終わり、少しずつ涼しくなってきました。秋は夏と比べて過ごしやすいですよね。べたべた汗をかくこともないし食べ物も美味しいこの季節…。そんな季節ですが、みなさん秋のお肌のお手入れはどうしていますか?
今回は秋のスキンケアについてお話しします。
夏と言えば、海・川・プール・BBQなどでたくさん楽しんだ方は多いはず!楽しんだ分たくさん紫外線ダメージを受けています。
夏は他の季節と比べて紫外線が強いので通勤や散歩など、短時間だけでも紫外線をほぼ毎日あび続けていると紫外線ダメージは蓄積されていきます。
紫外線は1年中降りそそいでいるのでオールシーズン紫外線対策をする必要があります。特に秋は、夏に受けた紫外線ダメージを引きずりがちなので、しっかり美白ケアを行いましょう。
そして口元などのかさつきが気になりはじめるため、美白ケアと同時に保湿ケアもしっかり行う必要があります。
美白化粧品とはどのような働き方をするのかご存知ですか?
美白ケアのための美白化粧品。その化粧品でケアをすることで直接肌を白くするという事ではありません。シミができるまでの様々な行程を阻害してシミができるのを防ぎます。
・チロシナーゼ(メラニンを生成する酵素)の働きを抑える
・チロシナーゼの成熟を阻害する
・チロシナーゼを分解する
・メラニン色素の還元
・メラニンの排出を促進
以上が成分の働きです。成分によってその働きが異なります。
ここでは医薬部外品の有効成分の一部を紹介します。美白化粧品を購入する際の参考にしてみてください。
◎ビタミンC誘導体
商品の成分表示には「アスコルビン酸〜」と書かれています。働きはメラニン生成抑制・還元、チロシナーゼ活性阻害。
◎アルブチン
この成分は濃度が高いと肌に刺激となる場合もあります。働きはチロシナーゼ活性阻害。
◎m-トラネキサム酸
商品の成分表示には「トラネキサム酸」と書かれています。もとは抗炎症剤として使われていました。働きは抗炎症、メラニン生成・指令阻止。
◎カモミラET
商品の成分表示には「カミツレエキス」と書かれています。ハーブのカモミールに含まれる成分です。働きは抗炎症、メラニン生成・指令阻止。
◎エラグ酸
イチゴやブルーベリーなどに含まれています。働きはチロシナーゼ活性阻害。
◎コウジ酸
麹に含まれる麹菌由来の成分です。働きはチロシナーゼ活性阻害。
美白化粧品は全ての成分が同じ働き方をするわけではないので、どの成分がどのような働きをするのかを知ることが大切です。今回紹介した成分以外にもまだまだ成分があるので美白化粧品を購入する前に成分の働きをチェックしてみてください。