2016年9月23日

空腹を感じていないときに、おなかが鳴るのは○○が原因だった?!

静まりかえった席で、おなかが鳴ると、生理現象とはいえ、いたたまれなくなりますよね。

ごはん食べてないの?」。
おなかすいてるんだったら、仕方ないよ。人間だから」。

気をきかせて、そう言ってくれるのはありがたい反面、どうも腑に落ちないことも。

なぜかというと、おなかが鳴るのは空腹だけではないからです。
それどころか、むしろどう考えても、満腹のときが多いのですから不思議ですよね。

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空腹時におなかが鳴るのは心配ない?!

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おなかが鳴る最大の理由は、腸の蠕動運動です。
胃腸がからっぽに近い状態が、長い時間つづくと、腸が伸縮します。そのときにたてる音が、私たちが普段意識しているあの音なのです。

おなかが鳴るのは、はずかしいこと。
という先入観がありますが、本当におなかの中が、からっぽのときにたてる音は、むしろ、若さのシンボルなのです。
それはなぜかというと、腸が老化したり、消化器官に慢性的な疲れがたまると、あまり腸が動かなくなり、おなかが鳴ることも少なくなってきますから。

ちなみに、おなかが鳴るのは人間だけではありません。哺乳類すべての生き物に共通した現象です。
猫ちゃんやワンちゃんと一緒に暮らしている人は、ぜひ彼らの背中に耳を当ててみてください。
けっこう、おなかが鳴っているので驚きますよ。

満腹時におなかが鳴る理由とは?

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食べたばかりなのに、おなかが鳴っている!と焦った経験は、みんなあるとおもいます。

消化しているときの音というのが定説になっていますが、それだけではありません。
おなかいっぱいなのに、おなかが鳴るのは、あまり好ましいことではないのです。

満腹時におなかが鳴るおもな原因は、〈ガス〉がたまっていることです。
胃や腸で必要以上のガスが発生して、充満しているところへ、さらに食物がはいってくると、腹部全体が圧迫されて鳴りはじめます。

毎日お通じがある」という人も、ガスをうまく排泄できていないケースは、けっこう多いのです。
男性より女性に多く、近年、若い女性に急増しています。それも、いいたいことを我慢する、ひかえめな性格の人や、責任感が強い人に多く見受けられます。

ガスがたまっているなんて、ああ嫌だとおもいますが、もとを正せば、ガスとは空気。
本当はもっと、いい返したいにもかかわらず、言葉を飲み込まざるを得なかったり、耐える時間が長くなると、全身の空気の循環が滞ってくるのですね。

では、どうすればいいの?

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とはいえ、生活や性格を変えてしまうのは、むつかしいですよね。
簡単に手軽に〈ガス抜き〉できる方法はないのでしょうか?

ひとりでできる方法としては、毎日20分ほど腹這いになることです。
おなかを下側にして寝ころがり、両足をぶらぶらさせていると、下腹部に自然な圧がかかるので、余分なガスが抜けやすくなるのです。
その後、寝返りを打つように、コロコロと転がるとさらに効果的。
これなら、薬を飲むのとちがい、急におなかが痛くなったり、肝臓や腎臓に負担がかかる心配がありません。

どこのお家も、畳の部屋が中心だった昭和なかごろまでは、うつぶせになって新聞を読んだり、考え事をするのは、ごく当然のことでした。
ところが、床と椅子の生活に変わり、腹這いの姿勢をとることが減っていきます。

日本人は、ほかの民族にくらべて腸が長く、入り組んだ形をしている人が多いという特徴があります。
急激な近代化におもわぬところで、身体が適応しきれなかったのでしょうか。
身体と文化のバランスは、興味深いところですね。

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この記事を書いた人

有朋さやか

有朋さやか

新聞や雑誌の読者投稿を経て、ライターに転向。現在は、短歌を紹介するエッセイや、地球環境にまつわるコラムを、多数のメディアに寄稿しています。1982年生まれ。岡山県在住。

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