2017年7月14日

恋愛失敗阻止!付き合う前にチェックDV・ストーカー男の特徴

最近、付き合っている彼氏からのDVや、別れたあとにストーカー化する男が多いようですが、そういう事件が起こるたび「女にも責任がある」とか言われると妙に腹が立ちます。

私もストーカーされた経験がありますが、突き詰めて考えると、相手の男性の「かまってほしい」とか「もっと追いかければなんとかなるんじゃないか」という自分勝手な期待が原因です。

今回は、付き合う前の段階でDV・ストーカー男になるかどうかを見極めて、恋愛で失敗しないようにするために、チェックすべき点をご紹介します。

1、依存体質であるかどうか


DV・ストーカーになる人(予備軍も含めて)は、男女問わず“依存体質”です。ここで言う依存体質とは、多くに依存するのではなく、集中して一点に依存するタイプのことです。

たとえば、友人関係でもいつも同じ人とばかり遊んだり、音楽でも同じバンドの曲ばかり聞いているのは、一点集中依存タイプ、ということになります。

逆に、いろいろなモノや人にちょっとずつ依存する人は、多趣味だったりして、どれかひとつがなくなっても大きく困ることがありません。

何にも依存せずに生きている人はいませんから、「いろんなことに興味を持ち、チャレンジし、いろんな人と関わるのが好きな人」であれば、可能性はぐっと減ります。

ただし、計画的にDVを行う「モラルハラスメント」の場合は、このへんを巧妙に操作しているので、見抜くのが難しいでしょう。

2、ひとりで行動できるかどうか

依存体質だからと言って、すべての人がDV・ストーカーになるか、と言えばそうではありません。ですが、今まで見てきた中で、酷いDV・ストーカーになるパターンの男性には特徴があります。彼らはひとりで行動できません。

「自分の頭で考えることが苦手」なのです。そのため、お付き合いする彼女や、妻、友人などに“思考が依存”します。友達と一緒でないと買い物に行けない人などもそうです。

また、学校だとか、病院であるとか、免許の更新だとか、そういった場所にもひとりで行くことを苦手とします。その上、団体行動は苦手なので、対象人物を絞っているのです。

ほかにも「大きな決断」を下すことが苦手です。誰かが代わりに決断してくれることを待っています。

3、私生活が充実しているかどうか

恋愛は最初が肝心ですが、「心の隙間を埋めるための恋愛」というのは、やはり良くないように思います。それはお互いにそうですね。

現時点で、仕事もそれなり、趣味もあるし、毎日生活できてる。あとは彼女がいたら楽しいのになあ、という男性ならいいのですが、「仕事が辛い、趣味もない、精神的拠り所がない、彼女がいれば依存できるのに」はダメです。

そのため、無趣味な男には注意してください。趣味が「ドライブ、音楽鑑賞、映画鑑賞」というのも注意が必要です。それは誰でもやっていることなので趣味まで極められていない可能性があります(オタクなら別)。

現時点で問題を抱えている人が、恋愛を始めたからと言って問題を解決できるわけではありません。もし、恋愛で問題を解決しようと考えている男性がいたら、それは不幸の始まりです。

4、人の顔色を伺う・人の話を聞かない

DV・ストーカー男は、心のどこかで「自分が正しい」「自分が一番である」と考えています。人前では上手にごまかせても、内心では人を馬鹿にしていることもあります。

そのため、本当に何かで一番であるのならそれでいいのですが、実際はそううまくいかず、「本当は俺の方が優れているのに」みたいな妬みや嫉みを抱えています。

そのため、人の顔色を伺う態度をしてみたり、相手の話を最後まで聞かずに否定してみたり、また、誰かのアドバイスに聞く耳を持たなかったりします。それなのに一番になる努力もしません。プライドだけが肥大しているのです。

これに関しては、実際に付き合ってみないと実感することは難しいと思いますので(本人も隠しているので)、周囲の友人などから人づてに情報を得て分析してみると良いでしょう。

5、女性の扱い方

残念ながら、男性の中には「女性は母性・無償の愛を先天的に持っている」だとか、「女性は男性の性欲を満たすための存在だ」などと、本当に信じている男性がいます。なぜそう考えるのか不明ですが、そう信じて疑わない人がいるのです。

女性だって母性を発揮する相手を選びますし(母性がない場合もある)、男性を満足させるために存在しているのでもありません。このように“根本的に考え方が一般常識から外れている”人かどうかを探るには、たくさん会話するしかありません。

粗探しをするようですが、「まずは付き合ってみよう」の前に、たくさん対話する機会を設けてほしいと思います。恋愛で失敗しないためには、石橋を叩きながら慎重に渡る覚悟も必要です。

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この記事を書いた人

福永知世

福永知世

1983年青森市生まれ。作家、フリーライター、デザイナー。一児の母。

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