2016年7月12日

きのうより今日、内側からもっと美しい女性になるために読みたい本3選

21世紀になってから、きれいになるための情報はあふれています。
雑誌や、テレビのヘルスケア特集。もしくは、インターネットの女性向けサイトなど。キーワードを検索するだけで、知りたい情報だけをダイレクトに入手することができるようになりました。

ところが本は、同時に何冊もを読みくらべながら、好きな語句だけを拾うわけにはいきません。
そのかわり書籍を1冊読み通すと、ただ箇条書きにした〈ネタ〉としての断片的な情報ではなく、立体的な〈知識〉に触れることができますから!

楽しみながら、美意識が向上する本を紹介します!

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通常

『ビューティーキャンプ』林真理子 幻冬舎

世界3大ミスコンテストのひとつ、〈ミス・ユニバース〉。その日本代表が決まるまでを描く小説。

最終選考に残った12人の女が、〈ビューティーキャンプ〉と呼ばれる美を磨くための合宿に参加します。
世界の舞台で通用する美貌を手に入れるため、涙ぐましい努力と、意識の変化が読みどころですが、彼女たちの心理は、複雑にからまっていました。
他者よりも、美しく生まれついてしまったことで、同性の嫉妬による冷たい視線を浴びたり、教師から心無いことばを浴びせられたりと、苦労がたえなかったからです。

けれども、ファイナリストに選ばれ、キャンプに参加して、少しずつ頂点を目指すおもしろさに目覚めていくのです。その過程が、王道のストーリーですが何度読んでも脈が高鳴ります。

女性なら誰でも経験する、あこがれ・ねたみ・敗北感・達成感・陶酔感など、青春期に感じていた、濃くて生なまとした感情が蘇りました。でも読後感が、壮快でさわやかなのは、林真理子の筆力の高さと、人間性ではないでしょうか。

『フランス人は年をとるほど美しい』ドラ・ドーザン 大和書房

フランスから単身、来日した作者が、日本の生活習慣や、日本人の考え方に触れて、違和感を抱いたり、共感したことをふまえて、フランス人の美に対する考え方をまとめ一冊。

日本文化しか知らない私からすると、価値観や、思考回路がだいぶことなりますが、押しつけがましいところがなく、さくさくとクッキーでも食べるように気持ちよく読めました。

本国では、スポーツクラブに通ったり、厳しい食事制限やUVケアをしている人を見たことがないというだけのことはあり、肩に力を入れない美容法に、心が楽になりました。

ドラ・ドーザンには、『ママより女』いう、わが国では過激ともとれるタイトルの著作があります。が、不謹慎というよりも、あっけらかんとした感性に拍手を送りたい、大人のためのエッセイ集です。

『熟女は薄化粧 年齢を味方につける大人の生き方』伊藤緋紗子 講談社

伊藤緋紗子は、エレガンスをテーマにした、コラムを寄稿したり、翻訳家として活躍しています。

以前は、女性に生まれたからには、いかなるときにも綺麗にしていなければならない! というコンセプトを前面に出している印象が強く、ちょっぴり近づきがたい作家でした。
しかし近年の著作を拝見すると、女性に生まれたことを自然に受けとめて、より楽しむための〈美〉を提案しているところに共感できます。

芸能人ではなく、一般の女性として、ファッションやスキンケアの手間やお金のかけ方。また、そのコツどころを紹介してくれているので、年齢を重ねていくことを、具体的に想像できて納得しました。

愛用品の拡大鏡や、お嫁さんからプレゼントされたという髪飾りの数々などの、写真も充実しています。
ノウハウだけを書いた、ビューティー本ではなく、精神面までゆたかになるような本です。

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この記事を書いた人

有朋さやか

有朋さやか

新聞や雑誌の読者投稿を経て、ライターに転向。現在は、短歌を紹介するエッセイや、地球環境にまつわるコラムを、多数のメディアに寄稿しています。1982年生まれ。岡山県在住。

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