2016年8月10日

傷つくことこそが美しさの秘訣?!バロック・パールの魅力とは?

日本を象徴する宝石といえば、やはり真珠ではないでしょうか?

ロイヤルな方々をはじめ、フォーマルな場面で活躍する1連パールのネックレス。指輪。ブレスレット。ピアス。どれも、あこがれますよね。

オフ・ホワイトのやさしい輝きを放つ真珠の魅力は、女性をひきつけてやまないものですが、ややもすればちょっぴり年配向けという、イメージがあるかもしれません。

もしくは、高級すぎて気後れするという意見も。

けれども、実はお手頃な価格で、しかも、自分だけのパールを手に入れることができるのです。


傷つくことこそが、美しさの秘訣

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出典:http://www.pearl.ne.jp/

現在の日本では、パールのアクセサリーといえば、真円形の傷がない真珠が一般的。
しかし、欧米ではだいぶ前から、〈バロック・パール〉と呼ばれる、少しだけゆがんだパールを選ぶ人が増えてきています。

なぜでしょうか?

バロック・パールは、色調と大きさだけが微妙にことなる、定番の真珠珠とちがい、1つひとつに確実な特徴が刻まれています。

〈ゆがみ〉ということばは、マイナス要素にきこえますが、完全なものには決してない、味わいや個性が見え隠れしています。

たとえば新車を購入すると、新品のときには、どれも同じデザインの車でしかありません。ですが、傷ついたり、故障すると、たとえ、見た目に変わりがなかったとしても、すでにこの世に、まったく同じものは存在していないですよね。

裏をかえすと、古びたり、ゆがむことによって、〈どこにでもあるもの〉から、〈たったひとつ〉の、かけがえのないものに変化していくのです。

機械の場合、傷や故障があれば、致命傷になってしまうことも多いのですが、真珠は、そのいびつさまでもが、味わいとして愛され続けるのですね。

つまり、人気の秘訣は、選び方によって、自身のパーソナリティーを表現したり、メモリアルなできごとがあるたびに、記念品として購入するなど、従来のパールとはちがった楽しみ方があるからなのです。

カジュアルな装いにマッチする!

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出典:http://item.rakuten.co.jp/

真珠は、葬儀やブライダルなどの非日常に活躍する、スペシャルなジュエリーです。

バロック・パールは、ドレスやスーツとも相性がよいのですが、今シーズンおすすめするのは、カジュアルに着こなす(つけこなす)ことではないでしょうか。

さりげなく、ロックやパンクな格好に、バロック・パールでアクセントをつけると、エッジがきいた、新しいスタイルの完成です!

皮革のジャケットと、細身のダメージデニムに、大粒のバロック・パールのピアスを合わせたり。
襟ぐりが開いたTシャツに、3連~5連ほどのネックレスをあしらうとゴージャスな秋のファッションに。

もちろん、ブラウスやジャケットの胸元を飾るブローチを、バロックパールにしたり、腕時計といっしょに、遊び心いっぱいにブレスレットをつけても素敵ですよね。

バロック・パールの入手方法とは?

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出典:http://blog.livedoor.jp/

真珠の老舗である、MIKIMOTOや、TAZAKIにも扱いがあります。
が、愛媛漁連や、伊勢志摩のような、漁協がほそぼそと販売しているパールを選ぶとよいでしょう。

おもとめやすい価格にもかかわらず、有名ブランドと同等の良質なパールを手に入れることが可能ですから。

そして、大粒パールが好きな人は、南洋真珠も視野に入れたいものです。

真珠は、母貝の核を傷ついたり、小石などの異物が侵入して作り出される天然の宝石。
貝は、みずからの分泌液で侵入物や傷を内包していきます。こうして、痛みはかけがえのない真珠に変わっていくのです。

痛みをともなう美しさは、母性的で、清潔なやさしさにあふれています。

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この記事を書いた人

有朋さやか

有朋さやか

新聞や雑誌の読者投稿を経て、ライターに転向。現在は、短歌を紹介するエッセイや、地球環境にまつわるコラムを、多数のメディアに寄稿しています。1982年生まれ。岡山県在住。

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