2017年8月7日

なぜ私が恋愛下手なのか原因が判明した!独身女子のリアルレポ

新しい恋が見つからない独身女子の皆さん、こんにちわ。30代独身の福永です。積極的、とは言えないまでも「そろそろ恋活しようかな」と思いながら、まだ重い腰が持ち上がらないのですが、最近自分の恋愛に関して、ひとつ気がついたことがありました。

当然、「恋人が欲しいなら自分から積極的に動かなきゃ!」とか「自分に自信持って!」というアドバイスは、まあわかるのですが、「そうじゃないんだよ。問題はそこじゃないんだよ!」というところに気が付いてしまいました。

今回は、恋愛ができない、新しい恋を見つけられない、恋人ができない、と恋愛に悩む女性の「なぜできないのか」という根本的な部分に焦点を絞り、最近私が気がついたレポートと合わせてご紹介します。

1、自信を持てない理由がわかった

婚活関連の記事を見ていても「あなたは素敵だからもっと自信を持って!」というクソみたいな(失礼)アドバイスを見ますが、それって言葉の暴力だなあ、と思います。だって、自信を持つことができるんだったら、もうとっくの昔に持ってます。

なぜ自分に自信が持てないか、というと、成功体験の有無ではなく、もっと根本的に「自分の存在価値」みたいなことまで遡ることになります。具体的に言うと、自信が持てない女子の多くは、「自分に居場所がない」と感じています。

この居場所とは、実家であってもおばあちゃんの家でも職場でもいいのですが、「あなたはここにいるだけでいいんだよ。何もしなくてもみんなはあなたのことが大好きだからね」という、無償の愛を受けられる場所です。

この居場所を持たない人は、残念ながらノーベル賞を受賞したって「自分なんて…」と思ってしまいます。だから、自信を持つためには、その土台となる“自分の居場所”を確保する必要があるのです。

2、他人を愛せないのは自分を愛せないから


正直な話、私はモテないわけではないのです。でも、声をかけられると「どうせこの男、見た目だけで寄ってきたんだろうなあ」とか「下心が見えて気持ち悪いなあ」と思ってしまって、苦笑いをして終わります。

男なんてだいたいそうなので、みんな似たり寄ったりなのですが、そういうことを笑って許せない心の狭さが、今の自分の問題だと思いました。

何が原因か、と言えば「自分が嫌い」なのです。「男なんてみんなスケベ」とか「男はどうせ自分本位に決まってる」と裏の裏まで読んでしまう自分自身が許せないのです。

逆に、すげえブスでも「私ってめっちゃかわいい!」と思えてる人はどんどん結婚していきますから、完璧主義で自分を許せないと思っているうちは、おそらく、本気で誰かに恋することもないんだと思います。

3、他人に合わせると自分じゃなくなる

では、誰ともお付き合いできないのか、と言えばそうでもありません。たぶん「ものすごく自分が我慢すれば」誰かとお付き合いすることは可能です。

その人が好きそうな女性を演じ(嘘)、愛してる表現を演じ(嘘)、優しい人を演じて(嘘)、自分の本心を押し殺す。これができれば、たぶん来月にも結婚できると思います(それはないだろうけど)。

とどのつまり、“男にモテる女”を演じることはできても、それはもう自分ではないのです。彼氏ができても長続きしないのは、そういうこと。都合のいい女を演じていられる時間は限られています。誰かに好かれるための行動をしている自分は、自分自身に嘘をついているのですから。

飾らない自分を愛してくれる人は、そんなにたくさんいません。懐が深くて理解のある男性はほとんどいないです。多くの男性は「性的なサービスをしてくれる若い自分専用お母さん」が欲しいと思っています。この現実は揺らぎません。

そのため、まずは恋活・婚活をする前に、自分の居場所を探し、自信を取り戻し、自分を愛することができてからでないと、厳しい社会に挑むことはできないのではないかな、という結論に至りました。

おわりに

私の場合、ずっと掘り下げていくと「親から受けた精神的な虐待」という原因が見えてきました。親に馬鹿にされ、家を追い出すと脅され続け、長女であるという呪縛に苦しめられてきました。そして、この年になるまで「親が悪意を持って我が子をいじめていた」という事実を受け入れられなかったのでした。

親が「お前なんか幸せになれないよ」と言えば、「そうか、私なんて幸せになれないんだ」と思うのが子供です。この呪いをとかない限り、愛のある恋愛や結婚なんて、きっと無理です。ただし、呪いさえとければ、自分の力で本当の幸せ(恋愛に限らず)を手に入れることができると思います。

原因は人それぞれですが「なぜかよくわからないけどうまくいかない」には、必ず原因があります。おかしな恋愛アドバイスを読んで「無理」と思ったら、自分の中に溜まっている言葉に耳を傾けてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

福永知世

福永知世

1983年青森市生まれ。作家、フリーライター、デザイナー。一児の母。

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